WMF 圧力鍋
WMFの圧力鍋は全てドイツ製。確かなテクノロジーで安全に簡単操作、スピード調理が可能です。調理時間も光熱費も大幅節約、調理する人のエネルギー消費をも軽減してくれる、まさに現代人のライフスタイルにピッタリな調理器具です。
しかも誰もが認める秀でたデザインはWMFだからこそ。インテリアとしても抜群の存在感は決して邪魔にならず、持つ人を満足させてくれます。
WMF 圧力鍋シリーズ商品はこちら
基本の使い方はごく簡単。覚えてしまえば手早く簡単においしい料理がつくれます。
短時間で調理するため、加熱時間も短くてエコ。さらに素材の栄養とうまみを逃がさず美味しく調理ができます。
はじめに本体・各部品をよく洗ってください。
本体、ふた、取っ手、ゴムパッキンをはずしてよく洗います。
水分をふきとったあと完全に自然乾燥させてから元通りに組み立ててください。
※取っ手の水洗いの際、メインバルブ、圧力表示ピン用ゴムカバーは、絶対にはずさないでください。
洗い方
本体・ふた
酢2~3滴と中性洗剤で製造時の油分を落とすため、よく洗います。
取っ手・ゴムパッキン・ゴムカバー
中性洗剤を薄めたぬるま湯で、よく洗ってください。
※圧力表示ピン用ゴムカバーは交換の時以外は外さないでください。
始める前に注意
水200cc程入れて、加圧テストを行い、圧力表示ピンが正しく作動することを確認してください。
食材を入れます。鍋の空だきは避け、容量を守りましょう。
材料は煮汁を含めて、鍋の深さの2/3まで。
豆類など加熱で量が増えるもの、お粥など加熱時に泡立つものは煮汁をふくめて1/3まで。
※ルーを使う調理の際(カレーやシチューなど)、ルーをいれてからの加圧は絶対にしないでください。
ふたをしただけでロックせずに火にかけても圧力はかかりません。
蒸気が漏れてふきこぼれの原因になります。
また、本体とふたが正しくセットされていないときには、危険防止のためロックはかかりません。
※詳細は各シリーズの取扱説明書をご覧ください。
パーフェクトプラスの場合
上下の取っ手がしっかりとかみ合うようにふたをします。
ふたをしたら開閉レバーを「open」から「locked」へスライドさせます。
ロックがかからない場合は無理にレバーを動かさず、ふたをセットしなおしてください。
WMF独自のワンタッチで着脱できる取っ手(ハンドル)裏側は流水で洗浄することが可能です。
※ゴムカバー類ははずさないでください。
加圧がスタートしても、驚くほど静かです。
見やすくわかりやすい圧力表示ピンで、加圧状態を知らせてくれます。
食材の煮崩れやビタミンを壊しやすい超高圧にならない安全設計です。
<Perfect Pro>
低圧の場合
クッキングダイヤル「1」低圧の設定
高圧の場合
クッキングダイヤル「2」高圧の設定
<Perfect Plus>
低圧の場合
オレンジ色の第1リングが見えた状態
高圧の場合
オレンジ色の第2リングが見えた状態
シンクに移動し、水冷減圧、火を止めた熱源の上で急速減圧が可能です。
※水冷減圧時は手に持たずにシンクに置いてください。
※急速減圧時は圧力放出口からの蒸気に充分注意してください。
ふたを開閉する際の目印。
ふた側にある目印「ふた開閉マーク」と本体の取っ手の付け根中央にある目印を合わせます。
豆を煮る時は、このスチーマーを裏返して落としぶたとしてのせ、圧力(蒸気)放出口などに豆のカスが詰まるのを防ぎます。
※シリーズによっては別売りとなります。
WMFが独自開発したクロマーガン(18-10ステンレス)製本体には、便利な目盛つき。
鍋底はIHはもちろんあらゆる熱源に対応するトランサム・ユニバーサルベース(底面3層構造)です。鍋底の内側は、調理しやすく洗浄しやすい角のない仕上がり。
※エクスプレスは2年保証となります。
本体のみが対象です。
火加減は、鍋のまわりに炎が広がらない程度に中火から弱火にします。
※IH クッキングヒーターは、熱効率がよく急激に加熱されるため、直火よりも沸騰までの時間が短い場合があります。
火加減は各社で異なりますのでご注意ください。
<火加減レベル>
鍋底全体に、炎が勢いよくあたるくらいの火加減。
決して鍋底から炎がはみださない程度。
鍋底に炎があたるかあたらないか程度の火加減。
中火の半分程度の炎の高さ(強さ)。
鍋底から炎がはみでている状態。
鍋の取っ手を焦がしてしまいます。
絶対にこの火加減では使用しないでください。
圧力鍋に何も入れずにふたをして火にかけるのは危険ですのでおやめください。
鍋の内容量も調理に適した分量を守ってください。
最大量は、材料と煮汁の量を合わせて鍋の2/3の深さまでです。
その量を超えると、圧力放出口や安全バルブの目詰り、吹きこぼれの原因となります。
豆類など加熱で量が増えるもの、お粥など加熱時に泡立つものは、鍋の1/3の量にします。
空だきにならないよう、レシピ通りの水分量で調理してください。
水分量を減らすと蒸気が全て放出されて、空だきになる場合があります。
蒸し物は10分の加圧に対し、250ccの水が必要となります。
加圧時間を延長する場合は、一度ふたが開けられる状態にし、鍋の中の水分の残量をご確認ください。
※どのような調理でも調味料を含む水分は最低200cc必要です。
圧力鍋は高温・高圧調理のため、少し調理時間が長くなるだけでも煮崩れするなど、状態が大きく変わります。
調理時間は正確にはかりましょう。
タイマーは圧力鍋を火にかける前にセットし、圧力がかかったらスタートします。
タイマーが鳴ったらすぐに火を止めます。
WMF圧力鍋
炊飯容量目安
1カップ=200cc
1合=180cc
2.5L | 3.0L | 4.5L | 6.5L | |
---|---|---|---|---|
白米 | 4合 | 5合 | 8合 | 10合 |
玄米 | 4合 | 5合 | 7合 | 8合 |
※IHの場合は、火力によりうまく炊けない場合があります。
ガス火使用時より1カップ程少なめが容量限度となります。
※詳細は各シリーズの取扱説明書をご覧ください。
圧力鍋は、重曹など急激に泡の出るものや、粘度の高いもの、多量の油や砂糖を使うと圧力が正しくかからず危険ですのでご使用はお控えください。
煮汁にとろみがつくと圧力の放出口をふさいでしまう恐れがあるため、カレーやシチューのルーなどは必ず加圧後に加えてください。
片栗粉でとろみをつけた場合も同様です。とろみを加えた後は加圧しないでください。
第1、第2リングの設定、火加減や加圧時間などはレシピ通りに調理を行ってください。
加圧中は鍋から離れず、加圧時間および火加減を守ってください。
火にかけた状態でふたを開けたり、加熱中に鍋に水をかけたりしないでください。また、鍋を揺らすなど、衝撃を与えないでください。
第1リングが上がっている状態では内部の温度は110℃、第2リングの場合は119℃になっています。
豆を煮ている間に出てくる泡や、豆がやわらかくなってはがれた皮などが、圧力の放出口をふさぐことがあるため、豆を加圧する時はスチーマーなどを落としぶたのようにかぶせて調理を行ってください。
WMF圧力鍋は、鍋の中の圧力(蒸気)が完全に抜けてからでないと、ふたが開かない構造になっています。
圧力鍋は蒸気を閉じ込め、高温高圧で調理しますので、必ず完全に蒸気を抜いてからふたを開けてください。
開閉レバーを引いても表示ピンが下がらない場合は、フタに水をかけて冷却し、表示ピンを下げてください。
鍋が完全に冷めた状態でも表示ピンが下がらない場合はゴムの劣化が考えられます。
その場合は表示ピンを指で押し下げて完全に下がったことを確認の上、開閉レバーを解除してください。
※無理にフタを開けることは危険ですのでお止めください。
※突沸を防ぐため、フタを開ける前は必ず本体を軽くゆすってからゆっくりと開けてください。
WMF 鍋・フライパン
WMF 鍋・フライパンシリーズはこちら
野菜からでる水分と少量の出汁(または水)、調味料で煮ることができます。
※シチューやカレーは、一般的な鍋で煮る時と比較し、1~2割少ない水分量でもOK
電子レンジを使うより、均等にジンワリ加熱できるので、おいしくムラなく、色も美しくむせます。
※ふたは頻繁に開けない(温度が下がり、仕上がりが水っぽくなることを防止)、食材を小さく切りすぎない(切り口から旨味や栄養がにげるのを防止)こともポイントです。
※茶碗蒸し、プリンなどは、スチーマー(すのこ)無しでも大丈夫。(鍋底に1~2cmの水をはる)
※無水料理とは
水を一滴も加えない調理法ではありません。少量の水分を加えることが旨味の呼び水になります。
少量の水で茹でればビタミンの損失が少なく素材の旨味が引き出せます。
※葉物野菜は、洗った時の水滴だけで火を通せます。
※ふたをして無水調理もOK。大さじ3~1/2カップの水を加え、中火で加熱し、蒸気がではじめたら弱火でお好みの硬さに茹でます。
※野菜をたっぷりのお湯で茹でる場合は、色あせ・ビタミンの流出を防ぐため、素早く水にさらします。
米の分量にかかわらず、炊く時間は同じですが、お好みで調節してください。
米は研いだあとザルにあげ水を切った後浸水させます。
食材や衣に適した温度であれば、少ない油でカラッと美味しく揚げられます。
※片面ずつ色づいたら、裏返して揚げます。
※一度にたくさんの食材をいれすぎないでください。
(油の温度が一気にさがり、カラッと揚がりません。)
※食材の水分はしっかりとります。(油はね防止のため。)
※少ない油(2cm程度の深さ)で揚げることもできます。
※IH調理器、ハロゲン・ラジエントヒーターでご使用の場合は、それぞれの調理器の取扱説明書をご参照ください。
※調理中は絶対に鍋から離れず、ふたはしないでください。
必ず油温は180℃以下に。
※ガスコンロ・IH調理器の「自動揚げ物調理ボタン(機能)」は使用しないでください。
充分熱してから油をなじませます。
充分に予熱してから調理します。(予熱とは、空だきではありません。)
1) 何も入れていない状態で中火にかける。
2) 水滴を落として、玉のように転がれば予熱完了。
3) 油をひく。(キッチンペーパーなどでなじませる)
4) 一旦フライパンを火からおろして濡れフキンの上に10秒ほど置き温度を下げる。
5) 料理に応じて、中火~弱火で調理する。
加熱する前に油をひきます。
コーティングのフライパンは焦げ付きにくい表面加工をしておりますが、ご使用方法やお手入れの方法を誤ると、短期間で焦げ付いてくるようになったり、コーティング面が劣化してしまいます。
※空だきはコーティングの劣化を早めるのでおやめください。
予熱は弱火で、調理中は中火か弱火でご使用ください。
1) 冷たいフライパンに油をひき、中火~弱火で約1~2分程度予熱する。
2) 食材を入れて中火~弱火で焼く。調理中も中火~弱火で充分です。
3) 金属製のフライ返しやヘラは、コーティングにキズがつきますので使わないでください。
4) 使用後は、フライパンが自然に冷めてから洗浄する。汚れのひどい場合は、お湯で汚れを緩ませてから洗浄する。
コーティング(フッ素樹脂・セラミックなど)フライパンのお手入れについて
・通常は食器用スポンジ・中性洗剤でお洗いください。
・調理直後の熱いままのフライパンに冷たい水をかけないでください。
・食材がくっついたり、焦げつかせてしまった場合は、調理後するにお湯を入れておくことで落としやすくなります。
その後、食器用の固めのスポンジで磨いてください。
・研磨性のある洗剤は、コーティングを傷めるので使用しないでください。
熱伝導の良いアルミニウム合金を保温力に優れたCromarganR
18- 10ステンレスで側面まで包み込んでいます。少量の熱量で効率よくお料理をすることができます。
内側に向かって若干凹んでいる鍋底が、熱すると膨張して平らになり、熱を均等に分散させ、その熱を長く保持します。
特にIHなどフラットなトッププレートの熱源で性能を発揮します。
WMFが独自開発した高品質ステンレススティール素材クロマーガンは、サビに強く美しい輝きをもちます。
WMFの鍋は強火不要です。鍋の底面から炎が絶対にはみ出さないように注意してお使いください。
※ストーブの上や電子レンジでは、絶対に使用しないでください。
<火加減レベル>
中火~弱火で充分調理できます。
焦げ付きや空だき、変形の原因のほとんどが強火です。
必ずお酢を2~3滴と中性洗剤をスポンジにとって泡だて、中も外も、鍋についている油やほこりをよく洗い流してください。
ステンレス製品は製造段階で油を使用するので、製品にも少し油が残っているからです。油分が残ったまま火にかけると、黄色く変色しこびりついて取れにくくなります。本体とツマミやハンドルがしっかりとまっているか確認してください。
WMFの鍋は密閉度が高いので、調理後や調理中に鍋が冷えると本体とフタがくっついてしまう場合があります。
その場合、中を沸騰させると簡単に開きます。中身がご飯など水気の少ない物の場合は、焦げやすいため湯煎にかけるなどし、鍋を温めてください。なお、熱い鍋に急に水をかけて冷やすことはおやめください。
ご飯の蒸らしなど余熱調理の場合、フタ裏の水滴を拭いておくとフタがくっつきにくくなります。
フタを置く時は、必ずツマミを下にして置いてください。
中性洗剤をつけたスポンジでよく水洗いし、水気はよく拭きとって保管してください。長時間食材をいれたままにしたり、汚れたままで放置したり、洗浄後充分水気を拭き取らないでおくと、食品に含まれる塩分や水分中の鉄分などにより、腐食発生(白い斑点やピンホール)の原因となりますのでご注意ください。普段のお手入れは、食器用洗剤で十分です。
ポイント1. )
必ず弱火から中火でスタートしてください。
強火にすると温度が一気に上がり、火加減調整が難しくなります。
ポイント2. )
調理器自体の余熱が強く、火を止めてもトッププレートが熱いため、調理後はヒーター部からずらすなどして熱しすぎにご注意ください。
IHクッキングヒーターの火力の目安
IHクッキングヒーターは、炎が目にみえないため、実際どの程度の火力かわかりにくいものです。
下表はIHクッキングヒーターの主なメーカーの火力表示とワット数を一覧にしたものです。
各メーカーの火力表示及びワット数は取扱説明書に表示されている数値を参考にしています。
実際の火力とは異なる場合があります。詳しくは各メーカーのサイトをご覧ください。